編集手帳から学ぶ 第8回

読売新聞の1面コラム「編集手帳」。

「編集手帳」を読んで、文章の書き方や話の組み立て方を学んでみたいと思います。

ついでに時事ネタ・雑学も身につくはず。

2024.3.19 編集手帳

3/18は編集手帳はお休みでした。

今回のテーマ

ロシアのプーチン大統領が選挙で大勝利をおさめたことに触れています。

このテーマに持っていくために、どのような導入や展開をしていくのでしょうか?

◆1 要点

人道主義のトルストイの晩年の行動を紹介しています。所有地を貧しい人に分け与えたとか。

(これがどう言った意味を持つのでしょうか。)

◆2 要点

プーチン大統領はかつて、敬愛する人物としてトルストイを挙げていた。と続きます。

ウクライナへの侵攻をしているのに…うーん。間に受けてはならない。

◆3 要点

◆2のうーん…を補強しています。

国民を戦争で死なせているのは、人道主義ではない。

◆4 要点

大統領選挙を、うわべだけの中身のないものにしたと述べています。

言論弾圧により得た勝利。

◆5 要点

そのような虚飾の大統領選挙の勝利から、軍事作戦は支持されたと語っている。

トルストイ「戦争と平和」から<戦争をもてあそんではならない>という内容を引用し、

トルストイの声は全く聞こえていないですね。と締めています。

まとめ/自分なりの解釈

◆1 ロシアの作家トルストイは人道主義であり、トルストイの晩年の行動を紹介。同じくロシアのプーチン大統領と対比させたいのでしょう。

◆2 プーチン大統領はトルストイを敬愛していると言っていたそうだが、間に受けることはできない。

◆3 なぜなら、戦争で多くの国民を死なせているからだ。

◆4 このような独裁者は過去にもいたが、大統領選挙をうわべだけのものにし、言論弾圧、勝利をしたのは特筆すべきところだろう。

◆5 言論弾圧し勝利した大統領選挙で、この勝利は軍事作戦が支持されたものであると言われても。トルストイの声は全く届いてないようだ。

時事ネタ/考察

・プーチン大統領が8割を超える得票率で5期目の当選。

・初のオンライン投票が行われた。これ自体は進んでいると思ったが、数字が操作される可能性や、当局が得票先を追跡できることから、弾圧に繋がるとの指摘あり。

・日本でオンライン投票を検討するに当たっても、こういった問題を解決しなければならない。

まなび

トルストイはロシアの作家で、「戦争と平和」という著書を残している。人道主義。

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