編集手帳から学ぶ 第1回

読売新聞の1面コラム「編集手帳」。

「編集手帳」の文章の組み立て方を、段落ごとに区切って見て学びます。

途中の段落を空欄にしているので、クイズっぽく考えてみましょう。

ついでに時事ネタ・雑学も身につくはず。

2024.3.11 編集手帳

全5段落紹介

◆1 ある老公爵の話。追放された宮廷より森の方が楽しいと語る。「失意、逆境ほど身のためになるものはない」。

◆2 ・・・

◆3 ・・・

◆4 ・・・

◆5 ふるさとを詠んだ最優秀賞「ふるさとを どこか知らずに 十二年」。震災を風化させないよう…。

(◆1→◆5まで、どのように話をつなぐか、考えてみます)

◆1 要点

3.11なので、この日は東日本大震災の話題で締めくくっています。

そこにつなげるために、出だしは、ある話から引用しているようです。

(それは何なのか…)

◆2 要点

シェークスピア「お気に召すまま」の一場面を引用しています。

逆境からこそ得られるものは大きい、と話は続きます。

◆3 要点

東日本大震災の話題となります。

(東日本大震災を経験した人は、まさに◆2の逆境を乗り越えたと言えますよね)

◆4 要点

「逆境を乗り越えた経験」について、ある中学生の具体的な内容を述べています。

◆5 要点

さらに具体例を出し、風化させてはならないという意志を伝えています。

まとめ

◆1 ある老公爵の話。追放された宮廷より森の方が楽しいと語る。「失意、逆境ほど身のためになるものはない」。

◆2 逆境からこそ得られるものは大きい ということを伝えたかった。

◆3 東日本大震災の被災者は、逆境を乗り越えている。

◆4 どのような逆境を乗り越えたのか、具体例をあげている。

◆5 さらに具体例。ふるさとを詠んだ最優秀賞「ふるさとを どこか知らずに 十二年」。震災を風化させないでというメッセージ。

(話のもっていきかたが本当にきれいです)

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