編集手帳から学ぶ 第7回

読売新聞の1面コラム「編集手帳」。

「編集手帳」を読んで、文章の書き方や話の組み立て方を学んでみたいと思います。

ついでに時事ネタ・雑学も身につくはず。

2024.3.17 編集手帳

今回のテーマ

今回のテーマは、名古屋刑務所で刑務官が暴言暴行を400件もしていたという事件に触れています。

このテーマに持っていくために、どのような導入や展開をしていくのでしょうか?

◆1 要点

元裁判官の原田国男さんのエピソードです。

ある裁判で、被告の妻に対する問いかけをしました。

「夫が刑務所を出るまで待てますか?」

(これがどう言った意味を持つのでしょうか。)

◆2 要点

妻は待つとのことです。

後日被告から感謝の手紙が届き、被告は必ず立ち直ると原田さんは感じたと紹介しています。

このように、罪を償ったあとの希望があるかないかで、未来が変わるだろうとの述べています。

◆3 要点

受刑者の服役の紹介の話題となります。

製品開発のアイデアを出し合ったり、ネットの就職説明会に参加するなど、従来の服役とイメージが変わっています。

◆4 要点

◆3で紹介したように、刑務所は受刑者の希望を育んでいる場所です。希望があれば未来は変わると◆1で言っていますし。

しかし、刑務所の中の過半数は再び戻って来た人とのこと。

希望や立ち直りを与えていないのでしょうか?

◆5 要点

ここで、名古屋刑務所で、受刑者に400件以上の暴言暴行が加えられていた事件に触れます。

こんなことをするために刑務官になったのでは無いだろうに…と締めています。

まとめ/自分なりの解釈

◆1 ある裁判官のエピソード。罪を犯した被告の妻に「罪を償うまで待てますか」と聞いた。

◆2 「待つ」→こういった希望があれば、受刑者は必ず立ち直ると感じた。

◆3 受刑者の服役は、従来のイメージと変わってきている。

◆4 希望を育む手助けをしているのだろう。しかし、刑務所の過半数は再犯で戻って来た人。

◆5 名古屋刑務所の事件について。こんなことがあれば希望は持てないのでは?暴行暴言を吐くために刑務官になったのでは無いだろうに。

時事ネタ/考察

2022/12の記事にありました。

2001,2年にも事件があったため、再発防止ができていないということでニュースになったようです。

編集手帳も書くのも仕事なので、ストックされているものもあるんですかね。

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